英語学習方法

ネイティブとのレッスンは非効率!〜英会話スクールが時代遅れになってしまった理由〜

2022年10月8日

私は現在TOEIC975点ですが、かつては英語力がなかなか上がらず、得点も伸び悩んだ時期がありました。その頃、多くの時間を英会話スクールでのレッスンに使いました。対面の英会話スクールも通いましたし、オンラインのスクールでもレッスンを受けました。確かに続けていると少しずつですが力はついていた気がします。しかし、今ならもっと効率のいい方法があります。

その方法は、abceedのようなオンラインセルフサービスですが、その理由については以前の記事で詳細をお伝えしましたので、参照いただければと思います。

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「英会話を学ぶには、英会話スクールが一番」と誰もが考えると思いますが、今や時代遅れの手法になってしまいましたので、この記事ではその理由を説明したいと思います。

英会話スクールが時代遅れの理由

対面型にしてもオンラインにしても、英会話スクールはすでに古い手段だと言わざるを得ません。その理由を述べると、以下のとおりです。

  • 「成長したか」よりも「気分良く受講したか」が主になってしまう
  • しゃべれている「気分」になってしまう
  • うまくいかなかった点を振り返ることがほとんどない

以下に詳細を説明していきます。

「成長したか」よりも「気分良く受講したか」が主になってしまう

英会話スクールの場合、当たり前ですが生身の人間である先生がいます。そして、先生側の評価は大部分が「レッスン後に受講者が答えるアンケート結果」によってなされています。一方で、受講者側は「レッスンの前と後で自分がどれくらい成長したか」ではなく、「先生は熱心だったか、優しく指導してくれたか、ユーモアがあったか」など、先生の人物面でアンケートを答えがちになります。

そうすると、先生側は生徒の成長度合いよりもおもてなしを重視するようになります。できていない部分を率直に指摘するよりも、生徒を褒めて気分良くするほうが自分の評価が上がるからです。一方で生徒側も人間ですから、自分のできていない部分をビシビシ厳しく指摘してこられるのはイヤなわけです。これでは成長に繋がりません。

しゃべれている「気分」になってしまう

同じ先生で継続的に受講する場合、生徒がどのくらいのレベルであるのか先生もわかっているので、生徒のレベルに合わせてきます。つまり生徒のレベルまで「降りてくる」わけです。生徒が困惑するような難しい質問をして、うまく答えられず気まずい沈黙が流れるのは、先生にとっても生徒にとっても辛いので、生徒がすぐに答えられるレベルの質問に変えるわけです。また、生徒が答えに窮している場合、先生側から「こういうことかな?これが言いたかったのかな?」とフォローしてきます。生徒は「そうそう」というだけで、コミュニケーションは成立してしまいます。

また、レッスンの中で「今度の週末は家族と○○する予定なんだ」など、お互いのプライベートな話もしますが、次のレッスンで「そういえば○○やったんだよね。どうだった?」などと話をしていると、どんどん仲良くなり楽しくなり、自分があたかも英語がしゃべれているように感じてしまいます。しかし実際はお互いのことを話すための話題が増えているだけで、肝心の英語力はほとんど伸びていないということになります。

うまくいかなかった点を振り返ることがほとんどない

おそらくこれが英会話スクールの一番の問題点だと思いますが、レッスンが終わった後にできなかった部分を復習することがほとんどありません。なぜなら、会話はどんどん先に流れていってしまうので、自分が言えなかった部分というのを正確に振り返るのは困難だからです。

もちろん、レッスンを録音して、あとで再生しながら「ここではこういうことが言いたかったのにうまく表現できなかったな」などと振り返ることはできますが、果たしてそれだけの労力をかけることができるでしょうか?私は試しに何度かやったことがありますが、とてもとても大変ですし、できなかった部分をマスターするまで繰り返すのもまた困難です。

というわけで、英会話スクールは非効率な学習方法だという結論に至りました。

それでも英会話スクールが好きならそれでもよい

それでもやはり英会話スクールが好きだ!という方はいらっしゃると思います。そういう方には、英会話スクールがいいんだと思います。「やめろと言われてもついやってしまう」ほど好きなら、継続は容易だからです。そして語学の習得には継続が欠かせません。飽きずに毎日のように取り組めることなら、自然と成長していくでしょう。

ただ「英会話スクールで英語力を磨いていきたい」という方は、成長のためにぜひ以下のポイントだけは実践するようにしてください。

  • レッスン内容を事前にしっかりと予習して、すらすら言えるようにする
  • レッスン時間は「スピーチ発表会の本番」だと思って、予習した内容を目いっぱい披露する
  • レッスン後はしっかりと復習する(特に自分が言えなかった表現がすらすら言えるまで練習する)
  • (できれば)前のレッスンが十分にマスターできていないと思ったら、もう一度同じ内容でレッスンするよう講師に依頼する
  • (可能であれば)コースの卒業試験や進級試験があるようなスクールを受けると良い

「オンライン英会話をフル活用して仕事で英語が使えるようになった方」のには、上記のように自分でしっかりと工夫している様子が詳細に書かれています。

でも本当に一番いい方法は?

しかし、「英会話スクールって本当は気まずいし、気疲れする」という方や、「実はそれほど好きではないが、会話ができるようになりたいからやっている」という方は、もうやめてしまいましょう。今はもっと効率よく学べる方法があるからです。

それは、abceedのようなオンラインセルフサービスです。これが現時点で最も効率がいい方法だという理由については、こちらの記事で詳細をお伝えしていますので、ご参照ください。

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また、abceedをどのように使って学習すればよいのかについては、こちらの記事で詳しく記載していますので、ご参照ください。

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終わりに

人は千差万別ですので、結局のところ、試してみないとわからない部分はあると思います。しかし、「英会話スクールに長いこと通っているけど、なかなかうまくいかないな」という方は、ぜひ上記のオンラインセルフサービスを試してみてください。

その理由ですが、英会話スクールをうまく活用するポイントとして、上述の通り予習復習を自分でしっかりと実施する必要について述べましたが、その仕組がすでに上記のサービスには組み込まれているからです。とにかく何も考えずに進めれば、復習がしっかりできて、自然とマスターすることができるようになっているのです。

本当に成長したいというかたは、ぜひ試してみてください。

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