英語学習方法

無料!DeepL Writeで英作文を学習

2023年2月26日

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語学の学習では、読む、聴く、書く、話すという4技能をバランス良く学習するのがよいとされています。

「読む」と「聴く」については、すでにご紹介している通り、abceedを使って効率よく学習をすすめることができます。

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では、「書く」についてはどのように学習を進めればいいのでしょうか?

実は「書く」についても良質なサービスが展開されています。英作文添削サービスのIDIYや、「書いて、話す」がコンセプトであるオンライン英会話スクールのベストティーチャーなどがありますが、継続的に利用するには月に数千円〜1万円前後するなど、高額なのがネックです。

しかし、朗報です!先日、自動翻訳で大変高い精度を誇るDeepLが、自動添削のサービスDeepL Writeをリリースしました。しかも無料です!

私も英検1級の筆記試験や面接試験の準備のために、論説文を書くことがありますが、DeepL Writeを利用することで誤りに気づくことができたり、より洗練された表現を知ることができました。

この記事では、「書く」の学習のためにDeepL Writeをどのように使うことができるのかをご紹介したいと思います。

なぜ「書く」を学ぶ必要があるのか

ところで改めて、なぜ「書く」を学ぶ必要があるのでしょうか?その理由は以下の2つです。

「書けない」ことは「話せない」

これ、当たり前といえば当たり前なのですが、とても重要なことだと思います。

「読む」や「聴く」が比較的容易なのは、単語の意味を知っていれば、それらをつなぎ合わせることで、だいたい何を言っているのかがわかるからです。しかし自分から何かしら表現しようとすると、意味だけでなく単語の使い方や文法を知らないと文を構成することはできません。

つまり「書く」ことの練習は、単語の意味を表面的ではなく、より深く知ることにつながります。したがって、「読む」や「聴く」の正確な理解にも大変効果があります。

そして、「書く」ことは「話す」ことの準備になります。「書く」ことは時間をかけて文を構成することですが、「話す」ことはそれを一瞬にして行うことです。つまりは、逆に言えば、「書けない」ことは「話せない」のです。

誤りを明確に認識することができる

「失敗を超高速で繰り返して軌道修正する」ことは最速で成長するために重要なことであると、以下の記事で述べました。

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そういう意味で、「話す」ことは一瞬にして消えてしまうので、失敗を振り返るには工夫が必要なのですが、「書く」ことはそこに残すことができます。したがって、自分でも見直すことができますし、第三者に客観的な視点で見てもらうこともできるのです。

ただし、ただ書いただけでは誤りを軌道修正することができませんので、振り返りのためにDeepL Writeを使いましょう。

DeepL Writeの使い方

前置きが長くなりましたが、DeepL Writeを使ってみましょう。といっても、使い方はものすごく簡単です!DeepL Writeは、①言語を選択する、②文章を入力する、③結果を確認する、というシンプルな作りになっています。

2023年2月26日現在、選べる言語は「英語(アメリカ)」「英語(イギリス)」「ドイツ語」の3種類となっています。英語学習という意味ではまったく問題ないのですが、今後日本語が出てきたら仕事でもブログ執筆でもいろいろ使えそうで、とても興味があります。もしリリースされたら、ぜひ使ってみたいですね!

添削結果の例

さて、実際にどのように添削されるか、見てみましょう。

DeepL Writeによる添削例

左側が原文で、右側がDeepLが出力してくれた添削結果となっています。このように、添削した箇所に下線が引かれるので、どこがどのように変更されたかがひと目で分かります

また、文をクリックすると他の文(代替案)も表示されますので、表現のバリエーションを確認することもできます

文をクリックすると代替案が複数表示される

どんなふうに添削されるのか

今回、英検1級の面接試験対策として、以下の質問に対する論説文を書いてみました。

Is government funding the only way for Olympic athletes to stay competitive?
(政府による資金提供だけがオリンピックで競争力を保つための方法か?)

これに対して、以下のような内容の英文を書いてみました。

政府による資金提供だけがオリンピックで競争力を保つための方法だとは思わない。以下に理由を説明する。
まず、政府はスポーツ教育を強化することによってオリンピック選手を増やすことができる。スポーツをする子供が多ければ多いほど、オリンピック選手はより強くなるだろう。
また、政府は優秀な選手を褒賞や勲章などで表彰することができる。多くの選手が賞を手にするところを目にすれば、もっと多くの人がオリンピック選手になりたいと思うだろう。
したがって、資金提供以外にも政府はいろいろな手段が取れると考えている。多くの人々がトッププロのアスリートになって幸せな人生を送るために、政府はスポーツ教育を優先してほしいと私は願っている。

では、具体的な添削結果について見ていきたいと思います。

誤りの訂正

まずは、明らかに英文として誤りである部分についての訂正について見てみます。

Second, the Japanese government can prize excellent athletes such as awards and medals.

Second, the Japanese government can reward excellent athletes with awards and medals.
(また、政府は優秀な選手を褒賞や勲章などで表彰することができる。)

prizeは「賞」という名詞なので、表彰するという意味を表したいときは動詞のrewardを使用しなくてはなりません。

このように、英文として明らかに誤りである部分については確実に訂正を入れてくれます。ただ、ここまではMicrosoft WordやGoogle Documentsでも指摘してくれるレベルのものだと思います。

より適切な単語選択の提案

つづいて、単語レベルでより自然で適切な単語を提案してくれる様子を見てみましょう。

I do not believe that government funding is the only way for Olympic athletes to stay competitive.

I do not believe that government funding is the only way for Olympic athletes to remain competitive.
(政府による資金提供だけがオリンピックで競争力を保つための方法だとは思わない。)

こちら「競争力を保つために」という意味でstayでも問題ないとは思いますが、remainのほうが「留まる」という意味合いが強くなるのでより適切ということなのでしょう。

First, our government can increase the number of Olympic athletes by strengthening sports education.

First, our government can increase the number of Olympic athletes by strengthening physical education.
(まず、政府はスポーツ教育を強化することによってオリンピック選手を増やすことができる。)

こちらはsports educationでも誤りではないと思いますが、体育という意味で一般的なphysical educationという単語に置き換えてくれています。

このように、単語レベルでより適切なものを提案してくれるのは、従来のワープロソフトではできなかったことですので、非常に有用だと思います。

こなれた文への変更提案

さらに、ここからがもっとすごいところですが、文として誤りではないものの、より自然でこなれたものへの変更提案もしてくれますので、その具体例を見てみます。

The greater number of children play sports, the stronger olympic athletes will become.

The more children who play sports, the stronger the Olympic athletes will be.
(スポーツをする子供が多ければ多いほど、オリンピック選手はより強くなるだろう。)

「The + 比較級 ... , the + 比較級 ...」というのは「...であればであるほど、...」という構文ですが、数が多いという表現をgreater numberよりもmoreのほうがよいということで書き換えてくれています。直訳感がある文を、より自然な表現に直してくれているのは素晴らしいです。

More people may want to become Olympic athletes, if they see many players get awards.

More people may want to become Olympic athletes if they see many athletes receiving awards.
(多くの選手が賞を手にするところを目にすれば、もっと多くの人がオリンピック選手になりたいと思うだろう。)

「賞を手に入れる」という意味でgetは誤りではないと思いますが、受賞するという意味ではreceiveのほうがいいでしょう。また知覚動詞see+動詞の原形getは「〜するところを見る」という意味で間違いではないですが、知覚動詞see+動詞の現在分詞形receivingで「まさに〜しているところを見る」という意味になりますので、受賞しているところを「まさに目にしている」という感じがしっかりと表現されていてより適切と感じました。

このように英文としてより自然な内容を提案してくれるのは、学習者が直訳から翻訳にレベルアップする上でも、使える表現を増やす上でも、非常に有用と考えています。

DeepL Writeの注意点

ここまでDeepL Writeの良い点を紹介してきましたが、不足している点としてあえて挙げるとしたら、変更案の理由までは表示されない、ということですね。

明らかな誤りなのか、変えたほうがいい程度のものなのかはわからないので、詳細な解説も必要という方は前述したIDIYなどの有料サービスを利用したほうが良いでしょう。IDIYは私もかつて利用したことがありますが、添削結果に加えて、添削の理由についても講師が詳しく説明してくれます。文法に不安がある方や、丁寧に教えてほしい方にとってはIDIYという選択肢もいいでしょう。

まとめ

このように、以下の点でDeepL Writeは素晴らしい添削サービスと思います。

  • 英文としての誤りを訂正してくれる
  • より適切な単語に変更してくれる
  • 自然でこなれた英文を提案してくれる

特に英検の英作文や面接試験の対策に最適です!ぜひ使ってみてください!

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