スピフル というビジネス特化型の英会話トレーニングアプリについて、こちら↓の記事で詳しくご紹介しています。
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スピフルに162日連続で取り組んで感じたメリットとデメリット
(2024年12月28日 記事更新) スピフル というスピーキング教材を2024年12月28日現在、162日連続で取り組んでいます。 このスピフルを使い始めた理由ですが、こちら↓の記事で、パタプライン ...
この記事を見つけたスピフル開発元の方から、「よかったら事業責任者と対談をしませんか」とお声がけいただき、「これはユーザとしていろいろ聞きたい!」と思い、「ぜひ!」とお返事させていただきました。
本記事ではスピフル事業責任者である越野僚太さんへのインタビューを通じて、どんな人がスピフルを使うべきか、なぜスピフルがスピーキング力向上に効くのか、またどんなふうに使ったら効果が高いのかをお伝えしたいと思います。利用を検討されている方はもちろんのこと、すでにスピフルを利用中の方も、ぜひ参考にしていただきたいと思います。
インタビューの要点
- スピーキング力向上の鍵となるトレーニングのうち、スピフルはいちばん大事な2つの機能に絞っている
- 英語でのファシリ、商談、面接で効果を上げているユーザがいる
- それなりの英語力があるのにぱっと話せない方におすすめ
- スピフルと併用するといい学習方法は、単語の強化と、ときどき英会話
- スピフルは会話の前に必要な「自己練習」に特化している、他ではあまりないアプリ
どんな人が開発している?


──まずは越野さんご自身についてお伺いできますでしょうか?
はい。私は2020年4月に新卒で入社し、主に企画を担当しています。スピフルは新規事業としての立ち上げから、開発、マーケティングにいたるまでのマネジメント全般を担当しています。
──ちなみに趣味はありますか?
海外旅行が大好きです。2024年だけで4カ国を旅行しました。モンゴルの草原でゲルに泊まったりとか、東南アジアのラオスに行ったりとか、普通の方がよく行く観光地よりも、実際に行ってみて経験してみないとわからないような、そういうところに行くのが好きですね。ところが、そういうところってだいたい英語が通じないんですよね、残念ながら。(笑)

スピフルの事業責任者 越野さん
なぜ2つの機能しかない?


──ではさっそくスピフルについて伺いたいのですが、スピフルは「口頭英作文」と「独り言英会話」という、2つの機能だけで構成されているシンプルなサービスですよね。この2つが選ばれた理由は何でしょうか?
当社はこれまで2万人以上の方に英語コーチングを実施していまして、膨大な蓄積データがあります。その結果わかっていることとして、スピーキング力向上の鍵となるトレーニングはいくつかあるのですが、そのなかでもとくに大事なものとして「口頭英作文」と「独り言英会話」があり、スピフルではこのいちばん大事な2つの機能に絞っています。
「スピーキングが課題だ」と考えている日本人の方、非常に多いです。そして、そういった方に聞くと、多くの方が「オンライン英会話」をやっているとおっしゃいます。しかし、英会話だけだとスピーキング力って伸びづらいんですね。
──あー、私も過去に経験しているのですごくよくわかりますw。なんというか、オンライン英会話って「やってもやりっぱなし」になるという感じがあって、なかなか伸びない印象があります。
はい。実際の英会話って、スポーツでいうと「試合」のような位置づけなので、もちろん場数を踏むのも必要ですが、その前に基礎練習とか、筋トレも大事ですよね。そういった基本的なトレーニングに当たるのが、この「口頭英作文」と「独り言英会話」なんです。

インタビュアー 坂本
成果を上げたスピフルユーザーの実例は?


──では、実際にスピフルを利用した方で、成果があった方の実例を教えていただけますでしょうか?
はい。まず、スピフルを6ヶ月以上使っている方の例をお話しますね。この方は国際会議でファシリテーションやインタビューもされるような方なのですが、かなり難易度の高い業務でもしっかり喋れるようになった、ぱっと英語が出るようになったとおっしゃっていただきました。
また、商社など海外との折衝がある方からも、英語での商談がスムーズにできるようになったとおっしゃっていただいています。
ほかにも、スピフルの正式リリース前に、ベータ版の時期からご協力いただいてるお客様もいらっしゃるんですが、その中で外資系IT企業のマネージャーをされている方がいらっしゃいます。この方は、社内の昇進試験のときに英語での面接があったそうなんですね。スピフルを使って3か月ぐらいで面接に挑まれたときに、ネイティブの方から「英語の部分は問題ない」と褒められたそうです。
もちろん、スピーキング力っていうのはなかなか簡単には伸びないので、やはり3か月や6か月といったまとまった時間は必要になるんですけれども、その中で徐々に成長を感じていらっしゃる方も出てきているという状況ですね。
──なるほど。ちなみにそういった成長を感じている方々は、一日にどのくらいスピフルを使って学習されているんでしょうか?
お客さまのアンケートからわかっているのですが、効果を感じている方は一日に平均で20~30分はスピフルを使って学習されていますね。ただ、必ずしもまとめてやらなくてもよくて、スキマ時間に1レッスンだけ、例えば昼休みに少しやるとか、お子さんが寝たあとに、少しだけぼそぼそっと練習するとか、そういう形で一日全体通して20~30分やってらっしゃるっていう方が多いですね。
もう一つお伝えできることとして、なかなか20~30分を毎日絶対確保するってなると難しいっていう方も、やはりいらっしゃいます。そういう場合でも、1レッスンだけであれば数分で終わりますので、「毎日少しでもやって習慣を継続する」ということにこだわってる方は多いですね。
どんな人にスピフルはおすすめ?


──では次に、どんな方にスピフルはおすすめできますか?
単語はそれなりに把握していて、TOEIC L&Rもある程度のスコアは取れるのに、ぱっと英語が話せないとか、いつも同じ表現ばかり使ってしまって成長が実感できないとか、知識はあるけれどそれを実際に使えるものにしたいとか、そういった方々におすすめしたいですね。
スピフルはビジネス英語に特化していますので、英語力を身に着けてキャリアアップしたい方や、スピーキングの学習方法に迷っているビジネスパーソンの方には最適なサービスと考えています。
──「知識はあるのにぱっと話せない」というのは、もう本当にまさに私の課題ですw。同じように感じている方ってけっこう多いんじゃないでしょうかね。
そうですね。TOEICの勉強をされている方って、かなり多いんじゃないかなと思います。TOEICは基礎力をつけるという意味では非常に有益な学習なんですが、「話せる」というのとはまた別なんですよね。そうやって身につけた知識を、じゃあ、いかに使えるものにしていくかというのが大事で、それを鍛えていくのが「口頭英作文」であり、さらにそれを自分の意見として言えるようにしていくのが「独り言英会話」です。
お客さまの具体的な課題感をうかがうと、やはりなかなか英語が出てこない、出てきたとしても同じような言い回しばかり使ってしまう、例えば"I think"ばかりいってしまうというような方が多いです。そういった方々にまさにおすすめできます。
どんな人がスピフルを継続できている?


──毎日の練習を積み重ねるのはけっこう大変ですが、どんなユーザがスピフルを継続できているか、傾向はありますか?
これもユーザさんへのインタビューでわかったのですが、「やる時間を決めている方」が継続できている傾向にあります。例えば朝起きたらすぐやる、昼休みに少し学習する、子どもが寝たあとにやる、とかですね。
──なるほど、私の場合は「朝起きたらすぐにやる派」ですね。過去に「朝の学習は継続しやすい」と聞いたことがあるのですが、時間帯での違いってあるんでしょうか?
はっきりわかっていることは、「やる時間を決めると継続しやすい」ということですが、もし朝にやる人が継続しやすいということであれば、おそらく朝だと時間を決めやすく、集中して取り組めるからではないでしょうか。「あとで時間があるときにやろう」と思っていると、どんどん後回しになって、結果的にできなくなることがありますよね。あるいは逆に夜、子どもが寝たあとにやるという方もいらっしゃいますので、「この時間はやる」と決めることがコツなのではないかと思います。
それからもう一つ言えることは、継続できている方は「どんなに忙しくても1レッスンだけは必ずやる」という方が多いです。忙しい日って必ずありますし、いつでも学習のモチベーションが高いわけではないですよね。そういうときに、「1レッスンだけでもやっておこう」という形でハードルを下げることができるというのも、継続のための一つのコツだと思いますね。

毎日続けたくなる、連続学習の表示
スピフルの他にやるべきことは?


──スピフルと他の学習を併用するとしたら、どんな学習方法がおすすめですか?
スピーキングに関してはいえば、やはり単語ですね。単語は究極の基礎力ですので、例えばTOEICでいえば600点以下の方については特にボキャブラリーを増やすことが重要ですね。アプリでも書籍でも、ご自身に合う学習方法でやっていただくのがいいかと思います。
あとは、ときどき英会話のレッスンを「練習試合」のような意味合いで受けるのもいいですね。実際の会話の中で自分自身の課題を見つけることもできますし、逆に自分のスピーキング力が上がっていると感じられれば、継続のモチベーションにもなりますよね。
今後スピフルはどう進化する?


──今後スピフルはどんな形で進化していくのでしょうか?開発方針などありましたらお聞かせください。
方針としては大きく2つあります。「シンプルさは変えない」というのと「AIとデータ利用を深化させる」ということです。
まず、「シンプルさは変えない」というのは、スピフルが2つの機能に絞っていることが一つの「価値」だからです。シンプルだからこそ、すぐに学習が始められる。そういう、ユーザにとって向き合いやすいサービスであることは変えないでいきます。
もう一つの「AIとデータ利用を深化させる」というほうは、まだまだいろいろできることがあります。例えばスピフルでは、ユーザの発言が模範解答と完全一致していなくても、同様の意味を表している表現であれば正解と判定していますが、その精度をさらに上げていきたいです。他にも、個人ごとの弱みに改善のアドバイスをするとか、ユーザごとにパーソナライズするようなことを考えています。
──いいですね!あと個人的に、復習機能をさらに充実してもらえればなと思っています。「いまはレッスンを先に進めるよりも、こちらの復習をしたほうがいいですよ」みたいな形で、適切なタイミングで提案してくれるような機能があればいいなと。
ありがとうございます。復習の強化についてもいままさに検討していますので、ユーザのみなさんの意見をいただきながら実装していきたいと考えています。
(筆者補足)
この記事を執筆中にも「独り言英会話」にさらなる機能追加がされました。文法や表現の添削だけでなく、スピーチ内容や構成についてもアドバイスしてくれるくれるというものです。自分が発話した内容の趣旨は変えずに、「英語上級者だったらこう話す」というような模範解答を示してくれますので、とても参考になる情報が得られます。スピフルはどんどんアップデートしている印象がありますので、今後の進化にも期待したいと思います!

内容、構成面のアドバイス機能
読者の方へのメッセージ


──最後に、本記事を読んでいただいている読者の方に向けてメッセージをいただけますでしょうか?
AIで英会話をするアプリは数多くありますが、スピフルは会話の前に必要な「自己練習」に特化している、他ではあまりないアプリです。ビジネスの現場で英語が使えない、ぱっと出てこないなど、スピーキングに悩んでいる方におすすめします。毎日数分からでも学習できるので、忙しい方にも継続しやすい設計になっています。無料トライアルもありますので、まずはぜひ体験していただきたいと思います!
インタビューのまとめ
- スピーキング力向上の鍵となるトレーニングのうち、スピフルはいちばん大事な2つの機能に絞っている
- 英語でのファシリ、商談、面接で効果を上げているユーザがいる
- それなりの英語力があるのにぱっと話せない方におすすめ
- スピフルと併用するといい学習方法は、単語の強化と、ときどき英会話
- スピフルは会話の前に必要な「自己練習」に特化している、他ではあまりないアプリ
あとがき
今回のインタビューを通じて、スピフルの「シンプルだけどパワフルな訓練メソッド」が、どういうコンセプトに基づいて作られているのかが、よくわかりました。本サイトでも過去にSpeaKing Bizやパタプライングリッシュなど、優れたアプリを紹介してきましたが、スピフルはそれらと違って、まさに最新の生成AI技術を駆使することで実現したサービスですね。
私もDXの研修講師としてChatGPTなどの活用方法をレクチャーしているのでわかるのですが、生成AIを思ったとおりに使いこなすのってけっこう大変なんですよね。それをとてもスマートに実装しているスピフルは、そういう意味でも他にはなかなかないアプリだと感じます。
まさに「ありそうでなかった」アプリですので、この記事を読んでピンときた方はぜひ試していただきたいと思います!
スピフルについては、こちら↓の記事で詳しくご紹介していますので、併せてご参照ください!
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スピフルに162日連続で取り組んで感じたメリットとデメリット
(2024年12月28日 記事更新) スピフル というスピーキング教材を2024年12月28日現在、162日連続で取り組んでいます。 このスピフルを使い始めた理由ですが、こちら↓の記事で、パタプライン ...
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